人気ラーメン店「ふじい」の魅力をご紹介!中華そば、タイガーラーメン、かしわそばの味も徹底比較!並ばないで食べる方法は?空いている時間やチェックイン方法、並び方もご紹介します!
お笑い芸人「かまいたち」絶賛のラーメン屋「中華そば ふじい」に行ってきました。
中華そば ふじいは、大阪に本店を持つ人気ラーメン店です。看板メニューは魚介と複数の醤油をブレンドした秘伝のスープと、丸山製麺の中細ストレート麺、そして背脂が特徴の「中華そば」で、お笑い芸人・かまいたちの山内健司さんが絶賛したことでさらに有名になりました。
こちらの記事では、「中華そば ふじい」のラーメン全種類の味のレビューと、空いている時間などもお伝えしますので、お見逃しなく!
中華そば ふじい 新中野店の場所は東京メトロ丸ノ内線の新中野駅にあります。
チェックイン方法
中華そばふじいは、お店の前に並ぶことはできず、お店の前にある機械でチェックインして、時間になったらショートメッセージで呼ばれるのでお店に向かうというシステムです。
お店のオープンは11:00ですが、電話して確認したところ、チェックインの機械は10:30以降にでるとのことです。
今回は、土曜日の朝10:40にいったところ、すでにチェックインの機械が出ていいました。まだ誰もチェックインしておらず、一番乗りです。
チェックインのやり方は、人数と席の指定などして、電話番号入れるという流れです。
待ち時間の目安は以下のようになっています。
待ち時間の目安
- 10組待ち:30分~60分
- 15組待ち:60分~90分
- 20組待ち:90分~120分
- 25組待ち:120分~150分
- 30組待ち:150分~
※あくまで目安で、人数やキャンセルで待ち時間は変わるのでお気をつけください。
おかげさまで受付は一番目となりました。
なお、QRから、待ち状況も確認できます。
11時になるとショートメッセージがきたのでお店に向かいます。
中華そば ふじい 新中野店 メニューはこのようなラインナップです。
中華そば ふじい 新中野店 メニュー
3種類のラーメン「中華そば」「かしわそば」「タイガー」に半炒飯セットがあるメニューとなっていてシンプルです。
瓶ビールもあります。
店内はカウンター席4席と2名テーブル席が6席の計10席と小さめ。
調理場も見えます。
うわさでは、場所の関係で調理場の大きさが十分に確保できず、餃子などのメニューがないということを聞きました。
今回はテーブル席です。
ガーリックパウダー、コショウなどがあります。
食券機で食券を買います。
麺のかたさ、背油の量、ネギの量、スープの濃さ(薄め)など、ここでお好みなどもカスタマイズできます。
紙エプロンも店員さんに言えばもらえます。
中華そば ふじい 新中野店 食券の買い方
各種決済オーケーなのはありがたいですね!
今回は、「半チャーハン定食(中華そば) 1,100円」「半チャーハン定食(タイガー) 1,340円」そして、翌日にも伺って、「かしわラーメン 990円」をいただきましたので、そのレビューをしたいと思います。
まずは中華そばです。
カスタマイズは、麺かため、背油多め、ネギ多め、スープは普通にしました。
まずは増量、多めにしたネギが来ます。
その後にラーメンとチャーハンが来ました!!!
半チャーハン定食(中華そば) 1,100円
めっちゃ美味しそうです!
ラーメンの見た目は、スープの表面にキラリと背脂が浮かび、醤油の色がしっかり見えます。
調べたところ、ふじいの中華そばのスープは魚介出汁に昆布や椎茸、複数種類の醤油をブレンドしてじっくり炊き上げたスープとのことです。美味しそうですね!
ラーメンの具はチャーシュー、ネギ、メンマというトッピングの並びも王道。派手じゃないですが、丁寧さを感じさせる配置です!
スープを一口すすってみると・・・!
ううううう、美味しい!
美味しい醤油スープがガツンときます!
王道しょうゆ味の中華スープなのですが、深みがありとっても美味しいスープです。ただ美味しいだけでなく、背脂の甘み・コクがこの醤油+だしの組み合わせに厚みを出していて、なんとも奥深い美味しいスープです。スープのコクと旨味は、この背脂とだしと醤油のバランスから来てるんだな、という感じです!
とにかく最高の中華そばのスープです!
続いて麺です。
麺はこのような感じです。
美味しそうな中細ストレート麺です。
食べてみると、食感がぷりぷり最高!
適度なコシと、すすったときの滑らかさ、噛んだときの弾力、そして後味に残る粉の香り、そういうものが感じられます。
ひとすすり目でまず麺の風味が舌の上に乗ってきて、その後にスープのしょっぱさ・だしのうまみ・背脂の甘味が追いかけてきます。
麺とスープの絡みもよく、タレ(醤油ダレ)の塩気や甘みも麺によく引き連れてくれます!
とっても好きな麺です!
そして、忘れてはいけないのが、ふじい自慢のチャーシュー!
トロトロで肉の旨味がしっかり感じられるチャーシューは、スープとの相性もばっちり!チャーシューも、また格別でした。
なんと完成度の高い中華そばなのでしょうか。
シンプルながらも刻と深みのあるスープで、それに合わせるストレート麺の相性も最高!
背脂も美味しく究極の一品となっています!
中華そば ふじいの オススメNo.1ラーメンです!
つづいてタイガーラーメンのご紹介です。
タイガー 1,130円
タイガーラーメンは、旨辛ラーメンで、ミンチやモヤシ、背脂がたっぷり入っており、台湾ラーメンを思わせる見た目で、適度なコクとインパクトのある辛さ、そしてちょうど良い粘度の背脂が特徴です。
じゃん!
目の前に置かれたタイガーラーメンは、真っ赤なスープ、そしてニラとひき肉がたっぷり。
普通の「中華そば」とは全く違う、パンチのあるビジュアルに思わずびっくりです!
まずは、おそるおそるスープから一口。
…おおおおおお、辛い!
これは豆板醤の辛さですかね。本当に辛いです!!!
でも、ただ辛いだけじゃないんです。
最初にガツンとくる辛さの後に、ふじい自慢の鶏ガラと魚介の旨味がじわ~っと追いかけてくる。この辛さと旨味のバランスが絶妙で、レンゲが止まらなくなる中毒性があります。
しかし辛いのが苦手な方は、この辛さ結構危険です。
辛いのが苦手な方は、美味しさよりも辛さが勝るように感じる方もいるかと思います!
次に麺をいただきます。
真っ赤なスープをたっぷりまとった麺をすすりあげると、スープの旨味と辛さが麺にしっかりと絡みついて、口の中に幸せが爆発します。
モチモチした食感の麺が、このパンチのあるスープに負けてないのもすごい。
そして、タイガーの主役級の存在感を放つひき肉とニラ!
ゴロゴロと入ったひき肉は、噛むほどに旨味が溢れ出して、スープに深みを与えています。
ニラのシャキシャキ感もいいアクセントになって、濃厚なスープの中でも爽やかさをプラスしてくれます。
このひき肉とニラの組み合わせが、ふじいの「タイガー」をただの辛いラーメンではない、一杯の完成された料理にしているんだなと感じました。
食べ進めるうちに、汗がじわじわと…。
でも、辛いのに「もう一口、もう一口…」と食べたくなる不思議な魔力があります。
辛さの中に旨味、旨味の中に辛さ。
この中毒性のある味は、まさに「タイガー」という名前にふさわしい、力強さと奥深さを兼ね備えた一杯でした。
辛いものが苦手な人は要注意ですが、辛いもの好きな人にはぜひ一度食べてみてほしい!
きっと、ふじいの「タイガー」の虜になるはずです。
半チャーハン
チャーハンの具はネギ、卵、チャーシューです。
結構色が黒いチャーハンですね。これは醤油で味付けしているからです。
チャーハンが提供されると、まず油と醤油あるいはタレの香ばしさが鼻に飛び込んできます。
食べてみると、味は結構醤油が強めの味です。醤油ベースの旨味と香ばしさが前面に出るスタイルの炒飯ですね!
特に、チャーシューはラーメンのチャーシューとはまた違った味わいで、香ばしくて絶品です。
濃い味がまたいいですね!
ラーメンふじいの醍醐味は、ラーメンと半炒飯の組み合わせです。ラーメンのあっさりとしたスープと、炒飯の香ばしさが絶妙なハーモニーを奏でます。
ラーメンのスープを一口飲んでから、炒飯を食べると、口の中に広がる香ばしさと旨みがさらに引き立ちます。また、炒飯を食べた後にラーメンのスープを飲むと、口の中がさっぱりとして、また一口食べたくなります。
この最強の組み合わせは、まさに「無限ループ」です。ラーメンと炒飯を交互に食べ進めるうちに、あっという間に完食してしまいます。
すこし脂っぽいチャーハンではありましたが美味しく食べられました!
お店を出た時は土曜日の11:40で12組待ちだったのでやっぱり混みますね!
続いて翌日またうかがって、かしわラーメンを食べました。
2日連続のふじいです。(笑)
このとき行ったのは、日曜日の18:30で待ちなしでした。
日曜日のこの時間はすいているので、結構ねらい目かと思います!
中華そばふじいのかしわそばは脂多めはできませんでした。ネギも増量できず、普通の量までです。
ということで、今回のかしわそばのお好みは、麺の量ふつう、麺のかたさはかため、ねぎ普通、スープ普通にしました。
かしわそば 990円
「かしわそば」と聞いてピンと来る人は、岡山県のご当地ラーメン「笠岡ラーメン」を知っているかもしれません。
「笠岡ラーメン」は、老鶏(親鶏=かしわ)の肉を使ったシンプルな醤油ラーメン。透明感のあるスープにストレート麺、そして薄くスライスされた親鶏のチャーシューが特徴です。
中華そば ふじいの「かしわそば」も、この笠岡ラーメンをベースに、店独自のアレンジが加えられた一杯。メニュー上は「かしわそば」と表記されていますが、ルーツを知るとその味の方向性がより明確になりますね!
見るからに美味しそうなラーメンです!
黄金色の澄んだスープに、ストレートの中細麺が静かにたたずみ、トッピングにはスライスされた鶏チャーシュー、ネギ、そしてシンプルなメンマ。ねぎは大きめに切られています。
チャーシューは老鶏(親鶏=かしわ)の肉を使った鶏チャーシューで、大きめの鶏チャーシューです。
まずはスープから。
レンゲでスープをひと口啜ると、おぉ、これまた美味しいスープです。
まず口の中に広がるのは鶏の深い旨味。クセや臭みは一切なく、あくまでも上品。スープはあっさりしているのに、コクと厚みがしっかりあり、醤油の角も立っていません。鶏ガラ主体のあっさり〜すっきりした清湯スープで醤油ダレがしっかり利いていて、キレがありながらもコクが感じられます。
醤油ベースのスープは、決して醤油辛くなく、驚くほど澄み切った味わいです。ほのかに香る鶏油(チーユ)が、スープに深みと豊かな香りを加えています
しっかりと「中華そばふじい」のよさを引き継いだ、あっさりかしわスープです。
中華そばなどに比べるとかなりさっぱりですが、これはこれで美味しいです。
合わせられているのは中細のストレート麺。
中華そば、タイガーと同じ麺で、加水率はやや低めに感じられ、しなやかさとパツンとしたコシのバランスが絶妙。
歯切れ良く、スープとの相性が良いです!プリプリ麺が最高です!
この麺がまた、スープとの相性が抜群。麺がスープを吸いすぎず、かといって弾き返すような抵抗感もない。啜るたびにスープの香りとともに麺の旨さが感じられ、ひと口ごとに満足感があります。相性抜群ですね!
続いて鶏チャーシューを食べてみると、、、
・・・何だこの食感!
すごく歯ごたえのある、とっても新鮮で美味しい鶏チャーシューです。
これがまた新鮮で美味しい!!!いい鶏肉を使っていることがわかります。
親鶏ならではの歯ごたえは、若鶏のような柔らかさはないものの、旨味が圧倒的に濃い。噛むたびに肉の持つ深い味が口に広がります。
驚くほど噛みごたえがあり、じんわりと鶏の旨味が染み出てくる逸品です!
このかしわ肉があることで、「かしわそば」という名前にふさわしい存在感が生まれ、スープと麺の穏やかな調和に、食感と旨味のアクセントを加えています。
決して派手なラーメンではありませんが、日々の食事の中で「また食べたくなる味」「思い出す味」として、確実に心に残るラーメンです!
あっという間に間食してしまいました!
かしわそばもさっぱりしていて、とっても美味しいのですが、中華そばに比べてインパクトは薄いかなというところです。
ふじいが空いている時間は?
2日連続していきましたが、もちろんオープン前であれば並ばずにいけます。
お店は11時からオープンですが、チェックインの機械は10:30くらいには出るようなので、その時間くらいに行けば1番のりで行くことができます!
また穴場の時間帯は日曜日の夕方から夜にかけてです。
このときはたまたまかもしれませんが日曜の18:30に行ったときは待ち人数がゼロ人で、並ばずには入れました。
この時間がよさそうですね!
総評
2日間で3種類のラーメンを食べることができました!
すべて本当に美味しかったです。
「中華そば」は王道背脂ラーメンで、奥深いスープと背脂の相性がばっちりな濃厚醤油ラーメン。
「タイガー」は、普通の「中華そば」とは全く異なる、旨辛の強烈な個性を持ったラーメン。
「かしわそば」もシンプルながら奥深い、また食べたくなるような正統派ラーメンです。
- 「中華そば」→ 背脂が浮かび、よりパンチのあるコクと醤油感。尾道ラーメンを思わせる骨太な一杯。
- 「かしわそば」→ 鶏の旨味と出汁のバランスを大切にした、あっさり系の正統派ラーメン。
- 「タイガー」→ 激辛だけども、辛さと甘みのバランスがよいインパクトのあるラーメン。
その日の気分で食べ分けられるのも中華そばふじいの魅力ですね!
どのラーメンも本当に美味しいので、ぜひ全種類食べてみてください!
きっとすぐに「中華そば ふじい」の魅力に取り付かれると思います!
ぜひこの記事を読んで参考にしてください!
お店の情報
- 【店名】
- 中華そば ふじい 新中野店
- 【営業時間】
-
[月・火・水・金・土・日]
11:00 – 22:00
L.O. 料理21:30 - 【定休日】
- 木曜日
- 【住所】
- 東京都中野区中央3-34-1 プラム鍋横 1F
- 【電話番号】
- 03-6755-3042
- 【予約可否】
- 予約不可
- 【交通手段・アクセス】
- 新中野駅から218m
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