「回転寿司のレベルじゃない!はま寿司の本格派ラーメン「貝節塩」と「辛旨とんこつ醤油」

寿司屋の本気!?はま寿司の「厳選素材の貝節塩ラーメン」と「辛旨とんこつ醤油ラーメン」がラーメン屋を超える予想外のクオリティだった。

今回ははま寿司にいって、「厳選素材の貝節塩ラーメン」と「辛旨とんこつ醤油ラーメン」を食べてきたのでレビューしたいと思います。

結論から言いますと、おすし屋さんなのに、こんなに美味しいラーメンが食べられるのか?というレベルの超本格ラーメンで、めちゃくちゃ美味しかったです。大衆回転寿司やさんなのにラーメン専門店レベルの味が食べられたので、本当にびっくりしましたよ。ほんと。

まずは「厳選素材の貝節塩ラーメン」からです。

厳選素材の貝節塩ラーメン

厳選素材の貝節塩ラーメン
調べてみると、以下のような情報が乗っています。

3種の塩(食塩、藻塩、赤穂の塩)使用。風味と旨味を出すため魚介の節と鶏の炊き出しの出汁、4種の貝(アサリ、ハマグリ、ホタテ、シジミ)を使用しました。魚介の配合を一から見直した事で、すっきりとしながらも濃厚な1杯に仕上がっています。

これは美味しそうです!

具はチャーシュー、ノリ、ネギ、たまごとシンプルです。

まずはスープから。一口すすった瞬間に広がる、磯の風味と貝特有のまろやかな甘みとコクにびっくりしました。なんと美味しい貝出汁のスープなのでしょう!貝の旨味は、塩味と非常に相性が良く、スープ全体に深みとリッチさを加えています。生臭さは皆無で、「上質な旨味だけ」を抽出しているのが見事です。

貝の旨味を引き立て、奥行きを与えるのが、節(鰹節や鯖節など)から取られた出汁。節の持つ香ばしさや力強い和の風味が、貝の繊細な風味と絶妙なバランスで融合します。この「貝」と「節」という海と山の素材の掛け合わせが、単なる魚介スープではない、多層的で記憶に残る風味を生み出しているのです。

味付けには、異なる3種の塩(食塩、藻塩、赤穂の塩など、こちらも時期により異なる可能性あり)を使用。塩は料理の味を決定づける重要な要素ですが、複数の塩をブレンドすることで、塩味に角がなくなり、まろやかさが増します。特に藻塩の持つ複雑なミネラル感や、赤穂の塩のようなクリアな塩味が、貝節の出汁の旨味を最大限に引き出し、スープ全体を品の良い味わいにまとめ上げています。

この組み合わせにより貝のだしを最大限に引き出し、本当に美味しいスープに仕上がっているのです。スープだけでもどんどん飲み進めたくなります。

そしてこのラーメンに使われているのは、中太麺です。専門店のガツンとした太麺とは異なり、あえて麺量を控えめに、しなやかな食感に仕上げているのが特徴。これは、濃厚でありながらスッキリとした貝節のスープを、たっぷりと絡め取り、口へ運ぶという役割に徹しているためでしょう。
麺がスープをたっぷり持ち上げ、啜るたびに貝節の旨味が口いっぱいに広がります。コシが強いわけではありませんが、スープとの絡みが非常に良く、「麺がスープの旨味を伝える媒体」として完璧に機能しています。
麺自体が主張しすぎず、主役であるスープの旨味を邪魔しません。寿司を食べる前後の「サイドメニューのラーメン」として、ちょうど良い量と食感です。

感想としては本当にレベルの高いラーメンで大感動です。とくに寿司を食べた後、特に脂の乗ったネタや濃い味のネタを楽しんだ後にこのラーメンを口にすると、そのクリアで、それでいて濃厚な貝節の旨味が、口の中をリフレッシュし、食事の満足度を最高潮に高めてくれます。

普通のラーメンのように、重すぎる豚骨や醤油ベースだと、寿司の後に食べるには胃に負担がかかりすぎますが、この貝節塩ラーメンは、「濃厚ながらもスッキリ」という、寿司の締めとして最高の立ち位置を確立しているのです。

なんともレベルの高いラーメンを食べることができて大満足です!

続いて、「辛旨とんこつ醤油ラーメン」です。

辛旨とんこつ醤油ラーメン

辛旨とんこつ醤油ラーメン

調べてみると、

とんこつ感をアップさせた絶品の辛旨スープが中太麺に絡みます。

とのこと。

まず目に入るのは、わずかに赤みを帯びたスープの表面。おそらく豆板醤やニンニクをベースにしたであろう、においが漂ってきます。

トッピングは、シンプルながらもラーメンの基本を押さえたチャーシュー、ネギ、たまご。このシンプルさが、かえってスープと麺の主役としての存在感を際立たせています。

湯気と共に立ち上る香りは、濃厚な豚骨の甘い香りと、その奥から刺激的なスパイスの香りが混ざり合い、すでに食欲中枢を刺激してきます。

まずはレンゲでスープを一口。

「熱い!」そして「濃い!」

ベースとなっているのは、豚骨と鶏ガラを丁寧に炊き出したであろう、本格的なとんこつ醤油スープ。家系ラーメンにも通じる、あのコラーゲン感あふれるトロリとした舌触りと、醤油のキレが絶妙なバランスです。

しかし、ここで終わらないのが「辛旨」の真骨頂。特製の辛味タレが混ざり合うことで、口に入れた瞬間にキリッとした辛味のパンチが押し寄せてきます。

この辛さは、ただ痛いだけの辛さではありません。検索情報にもあるように、豆板醤やニンニクがベースになっているため、辛さの中に深いコクと風味があり、全体的に美味しいスープに仕上がっています。

スープは結構辛めなので、辛いのが苦手な人は気をつけてください。

続いて麺です。
麺は厳選素材の貝節塩ラーメンとおなじく中太麺。この麺が、トロリとした辛旨とんこつ醤油スープをしっかりと抱き込み、口の中へ運んでくれます。啜るたびに、麺の風味とスープの濃厚な旨辛さが一体となり、至福の瞬間をもたらします。

回転寿司のサイドメニューとしての「小ぶりなサイズ」も、逆に良い働きをしています。満腹になる手前で、最高の満足度を提供してくれるため、お寿司や他のサイドメニューとの「ハシゴ食べ」にも最適なのです。

辛いものが苦手な人は要注意ですが、「旨辛」が好きな方には、とても美味しく食べられるラーメンですよ!

総評

【厳選素材の貝節塩ラーメン】
はま寿司の「厳選素材の貝節塩ラーメン」は、回転寿司のサイドメニューという枠を遥かに超えた、本格的な海鮮ラーメンの最高傑作と言っても過言ではありません。

「4種の貝と節」から引き出された多層的な旨味と、「3種の塩」が織りなす極上のハーモニーは、一度食べたら忘れられない感動体験です。

このラーメンが期間限定商品であることが何よりも残念。次回の販売期間を心待ちにしながら、この記事を読んで、その美味しさを再確認していただけたら幸いです。もし、あなたがお近くのはま寿司でこのラーメンを見かけたら、迷わず注文することをおすすめします。きっと、その本格的な味わいに、驚きと満足感でいっぱいになるはずです。

【辛旨とんこつ醤油ラーメン】
価格もリーズナブルでありながら、このクオリティを提供できるのは、やはり大手チェーンならではの企業努力の賜物でしょう。

辛いものが苦手な人は要注意ですが、少しでも辛いものに耐性があり、「旨辛」が好きな方には、自信を持っておすすめできる一杯です。

お寿司を楽しんだ後の〆に、ぜひこの「辛旨とんこつ醤油ラーメン」で、胃袋と心に熱い火を灯してみてください!

今回食べたメニューと評価

  • 厳選素材の貝節塩ラーメン 429円・・・9点
  • 辛旨とんこつ醤油ラーメン 506円・・・8点
(※10点満点)

お店の情報

【店名】
はま寿司

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